「コントロールドラマ」とは、

人間関係において不健康な「役割」を演じて、エネルギーの奪い合いをしてしまうこと。

大きく「脅迫者」「被害者」「尋問者」「傍観者」のタイプに分かれ、「脅迫者」 と「被害者」、「尋問者」と「傍観者」の 組み合わせになっていることが多い。

幼少時代の養育者との関わり方が元になっていることが多く、無自覚のうちに行われていることがほとんど。

相手との関係で、力関係が偏っていたり、 勝ち負けを意識しすぎたりすると、コント ロールドラマが発生する。

相手が無自覚に仕掛けてきた場合は、ありのままの自分自身で、相手にまっすぐな気持ちで向き合おうと意識することが大切。

仕返しを考えたり、相手をどうにかしてあげようとすると、さらなるコントロールドラマを招き、精神的に疲弊してしまうこと があるので、注意が必要である。

どの役割も、相手の注目を自分に向けさせ、エネルギーを奪うことが無意識の目的となっている。

自分がどのタイプのドラマにハマりやすいのかを見出すことで、コントロールドラマの人間関係が抜け出し、健全で愛に満ちた関係を築いていくことができるようになる。