相手の下手に出ながらも、実は心の中では 見下してしまう
起こる出来事から知る あなたのスピリチュアルテーマ
「謙虚な態度で実は心は傲慢」という今のあなたのあり方には、「自分が持っている傲慢さをひた隠すために、あえて謙虚にしている」という心のトリックがあります。
また、「相手を監視したい」あるいは「相手を監視しなければ2人の関係が壊れてしまうのではないか」という恐れを潜在的に抱えているようです。
相手はあなたに監視されることによってずいぶんと心に不自由さを感じていることでしょう。
しかし、その不自由さも実は、大事なことを自分で決定する面倒臭さをあなたに任せてしまっているので、一方で「自由さ」を感じることができているのです。
このように、両者にネガティブで複雑ながらもメリットがあるのでなかなか離れられない関係を「共依存」といいます。
相手に対して下手に出るということは、あなたの中に相手を「管理したい、監視したい、物事を決定をして、相手の人生を自分の手の中におさめておきたい」という心の動きがあり、心理的に「相手を操作している」ということを表しています。
「相手を操作しなければ安心して付き合えない」という自分のあり方を見つめることが大切です。
どうすべきか、今のあなたのスピリチュアルテーマは、「過去の自分を見つめ、ネガティブな想いを手放す」ということ。
あなたは幼い頃、「ほらご覧なさい」とか「だからこうなるのよ!」と「先々を見越して、はじめからダメになることが分かっている」というようなことを親や周囲の人たちから頻繁に言われてきたということがないでしょうか?
是非、あなた自身の過去をひも解いてみてください。
自分が幼い頃に大人たちにされた「無言のコントロール」をついつい無意識に形を変えて相手にしてしまっているというのが、今のあなたの現状なのです。
幼い頃、親や周囲の人たちから「無言のコントロール」をされたという記憶と、その時に受けた「心の傷」や「不自由さ」を思い出してみてください。
それと同じ悲しい想いを相手にも与えたいと思うでしょうか?
このように、自分の子供時代や受けた苦しみを思い出すことによって、あなたの相手に対する態度や心のあり方が少しずつ変わっていくことでしょう。