彼からの言葉の暴力に悩んでいる


実際に身体で受ける暴力もそうですが、言葉の暴力というのは、相手は自分がやっていることに自覚がないということが多々あ ります。

相手としては
「そういうつもりで言ったのではない」ということを、言われた本人からしてみれば「とてもひどいことを言われ た」というふうに受け取ることもあるでしょう。

ここで注目すべき点は、相手はあなたが感じているほど「悪意を感じていない」という部分です。

人と人とは合わせ鏡です。

あなたも「悪意のない暴言」を誰かに発しているかも知れない、ということに気付いてください。

それは何より、自分自身に対して…であるかも知れないのです。

どうすべきか言葉の暴力を受けている時というのは、実は、
普段「自分が自分に対して言っている言葉」を
「相手の口を通して耳にしている」と
いうことが隠されています。

人は、ちょっとした何かができなかった時、失敗した自分に対して、意外に心の中で
「バカ、こんなこともできないのか、このマヌケ」などと
と言葉の暴力を自分で自分に浴びせているものなのです。

しかも、無自覚にです。

あなたが自分自身のあり方に対して
「ダメだ、できない。どうしてできないんだ」などと
自分を否定するようなことを心の中で 繰り返していることに気付かないでいると、
そのことを教えてくれるような、言葉の暴力を奮う相手と出会うものなのです。

言葉の暴力を奮われた時、相手に対して言い返すことも時にはよろしいでしょう。

けれど、それ以上に大切なことは
「相手から言われている言葉を自分自身で言っていないか」、
そして「自分で自分のことをここ最近大切にしていなかったのではないか」と
自分自身を振り返ってみてください。

相手を鏡として捉えていくことがスピリチュアルに生きていくコツなのです。