実は、彼は
「約束を守りたい」と
考えている人です。

「約束は守りたくない」という人なら、
最初から約束などするはずがないからです。

あなたに誠実でありたいと願ってはいるけれど、どうもうまくいかないというのが
彼が抱いている感情です。

人は、なぜ約束をしたがるのでしょう？

人は、とにかく保証を欲しがる生き物。

保証がない状態では事がうまく運んでいかないのではという不安を抱え、
その不安材料を
「安心」に
かえる代償として、約束や決まりごとがあるのです。

しかしそれは、相手のことを
「信頼してないよ」と
宣言しているようなもの。

もし彼が約束を破ってばかりいても、信頼に値しない人間だと決めつけないようにしましょう。

保証の代償である「約束」に縛られない自由なのびのびとした付き合いであれば、十分に
信頼できる相手なのかもしれないのです。

～どうすべきか対策法～
約束を守れない人は、
「約束を守っても楽しくない」
ということを潜在的に知っている人なのです。

約束があると余計に破りたくなる心理は、ただ
「自由でいたい」というもの。

守れない約束をしてしまうことで、自分の自由が許される範囲を確認しているのです。

悪気があるのではなく、それは彼のパーソナリティ。

彼は、あなたに小さなことに目くじらを立てず、
「愛の自由さや、のびやかさを学びなさい」という
課題を映し出してくれているのです。

約束を破られたことであなたが傷つく必要はありません。

あまり期待せず、破られることもあるのだと構えてお付き合いしましょう。

その方が、ずっと健やかにノビノビと愛を育んでいくことができるのです。