彼に「もっと心を開いて」とか「もっと自分の話を聞かせて」と単刀直入に聞いても、彼の心は開いてはいきません。

人と人はお互いの写し鏡。

まず、あなた自身が彼に心を開いているかどうかを自問自答してみましょう。

彼自身もあなたにどのように心を開いていいのかが分からないのです。

そして、彼は あなたにも「心を開いて欲しい」と
深層心理で思っているのです。

「心を開く」ということは、相手に「こうして欲しいああして欲しい」と
自分の願いをぶつけたり、「私のことをどう思っているの？」と
問いただしたりすることではありません。

彼と一緒にいる時に、今日一日起こった出来事やあなたが感じたことをそのまま表現してみましょう。

あなたが感情を表に出すことで、彼も「感情を出してもいいんだ」と自分に許可を与え、新たなコミュニケーションが始まるか もしれません。

どうすべきか 「彼に心を開かせたい」とあなたが思ってしまうのは、あなたが自分自身を見失っているからかも知れません。

あなたは今、【自分が必要としているものは全て、自分自身の中にある】ということを学ぶ時期にきているのです。

しばらく、意識を彼から自分に向けてみましょう。

あなたが相手ではなく、自分のことを理解しようとした時、彼のことも自然と理解できるようになるはずです。

そして、彼と一緒にいる時間やその場の雰囲気に焦点を当て、あなたが本当に望んでいること、喜びとなることを意識しなが ら、それを相手と分かち合おうと願うことが大切です。