相手が酒乱で、対処に困っている
起こる出来事から知る あなたのスピリチュアルテーマ
特にあなたが女性で相手が男性、しかも暴力を奮う可能性があるとすれば、とにかくその場から離れることが大切です。
しかし、離れたっきりにならないこと。
シラフの状態で会って、相手を執拗に責めるのではなくこのように言ってみてください。
「あなたを嫌いになったわけではない。ただ、あなたがお酒で暴れている時には、何を話しても何をしても意味がないので、あの時はその場を離れた」と。
この言葉を酒乱を繰り返すたびに伝えていくのです。
シラフの時に考えさせるように持っていくことが必要なのです。
「酒乱の状態になったら離れるけれど、決してあなた自身を見捨てるわけではない」ということを強調してあげることが重要なのです。
暴れるわけではないけれど、「泣く」「絡む」「管を巻く」「言葉の暴力」という場合には、「黙って相手にしない」という態度が効果的です。
酒乱の奥には「感情を発散したい」という本人の無意識な欲求があります。
普段、その部分を強く抑圧しているから、お酒の力を借りて泣いたり、管を巻いたりしているのです。
その時は、必ずしも誰かが必要というわけではありません。
むしろ、シラフの時にこそ、人の存在が必要なのです。
どうすべきか大切なことは、相手がシラフの時、これまで抑圧してきた怒りや悲しみ、不満といった感情を一緒になって探り、それを出していく術を身に付けさせていくことです。
「暴れる」「暴力を奮う」という場合は、 「不満」と「怒り」を溜めています。
普段から、不満や怒りの感情を小出しにするような会話をよくしていくこと。
ノート に書き出させるのもよいでしょう。
「泣く」という場合は悲しみを抑圧しています。
「悲しいストーリーの映画や音楽を一緒になって楽しむ」という方法がよいでしょう。
擬似的な体験によって悲しみを浄化させるのです。
「グチ」「管を巻く」といった場合は、シラフの状態で討論という形で吐き出させる、ノートに書くといったことが有効でしょう。
次第に、お酒の力を借りずに不満やグチを吐き出すことができるようになっていくことでしょう。
また、今のあなたのスピリチュアルなテー マは「共依存に陥らないよう相手を支え、あなた自身も精神的に自立していく」ということ。
酒乱の人と時間を共にしていくと、どうしても「私にはこの人を支える必要がある」 「酒乱の僕にはキミの力が必要だ」といった共依存という不健康な関係に陥りがちです。
あなた自身も、「私の身や生活が危険にさらされるようであれば、この人と別れる必要がある。それを私はできる」と、精神的に強く自立していくことも大切なのです。
少しずつ、今のあなたにできることをしていかれるとよいでしょう。